結論
中高生を学校に間に合うよう起こすには、2段階で起こしましょう。起きる時間の約10分前に1回目の声かけや照明、次に体を起こして返事をさせる2回目の声かけです。アラームは部屋の反対側に置き、前の晩に準備を済ませ、プランを一緒に決めておけば、毎朝のけんかになりません。親が先に家を出る場合は、子どものスマホに送るアラーム(たとえばPingPal)ならマナーモードでも鳴り、起きた証拠に自撮りを送ってもらえます。
朝7時までに「起きなさい、遅刻するよ!」と5回も叫んだことがあるなら、あなただけではありません。中高生を起こすのは、どの家庭でもよくある朝のバトルです。よいニュースは、ほとんどの場合それは怠けではなく、少しの工夫で大きく変わるということ。この記事では、中高生が起きられない理由、効果のある10の方法、シンプルな朝のプラン、家にいないときの起こし方を紹介します。
中高生が朝起きられない理由
思春期には体内時計が後ろにずれます。早く布団に入っても、夜11時以降まで眠くならないことがよくあります。それでいて必要な睡眠時間は長く、睡眠の専門家は13〜18歳に1晩8〜10時間をすすめています。朝7時のアラームでは、ほとんど足りません。
そこに寝床でのスマホ、宿題、部活、昼まで寝る週末が加わると、月曜の朝は時差ぼけのようになります。つまり子どもがどうしても起きないのは、たいてい体のしくみ、睡眠不足、習慣が重なった結果で、やる気の問題ではありません。だからこそ、以下の方法では起こし方の工夫と夜の小さな改善を組み合わせています。
中高生を学校に間に合うよう起こす10の方法
まずはやさしい方法から
- カーテンを開けるか、明かりをつける。光は体に朝だと伝えます。タイマー付きのライトや、1回目に部屋に行ったときにブラインドを開けるだけで、2回目がずっと楽になります。
- 2段階で起こす。起きる時間の約10分前に1回目のノックや「おはよう」、そのあと2回目に部屋へ。1回目で深い眠りが破れるので、2回目がちゃんと効きます。
- 電子音ではなく好きな曲で。本人が選んだ曲(数週間ごとに変える)なら、きつい電子音よりイライラせず、寝ぼけて止めてしまうことも減ります。
- 起きる理由をつくる。朝ごはんの香り、用意された温かい飲み物、時間どおりに準備できたら学校まで車で送る、など。毎日の脅し文句より小さなごほうびのほうが効きます。
スヌーズ癖を止める方法
- アラームを部屋の反対側に置く。止めるために立ち上がれば、もう半分起きたようなもの。スマホも同じで、ベッドから手の届かない場所で充電しましょう。
- 返事をさせる。布団の中からの「うーん」はカウントしません。体を起こして床に足をつけ、何か返事をしたら「起きた」とする、と決めておきましょう。
- 別の人がかけるバックアップのアラーム。中高生は自分のアラームを寝たまま止めてしまいます。親がセットした、違う音の2つ目のアラームは無視しにくくなります。
- 証拠をもらう。決めた時間までに自撮りや「おはよう」のメッセージを送ってもらいましょう。起きることが本人の役目になり、親が何度も確認しなくて済みます。
根本的な問題を解決する方法
- 前の晩に準備する。カバンの準備、着る服、お弁当。夜に回せる作業はすべて、朝の睡眠時間を数分ずつ増やしてくれます。
- 週末も平日に近いリズムで。土曜に昼まで寝ると、月曜がぐっとつらくなります。週末の起床時間は、平日から2時間以内のずれに収めるようにしましょう。
何をしても起きない子には、眠りが深い人向けのヒントや、人を起こす方法の総合ガイドもご覧ください。
朝のバトルを終わらせる5ステップのプラン
いちばん大きな変化は、たいていアラームの音量からではなく、起きることを毎日の親とのバトルではなく本人の責任にすることから生まれます。親が目覚まし時計役をやめたら朝が穏やかになった、という声は多くあります。シンプルなプランはこちら:
- 朝7時ではなく、落ち着いたときに話す。朝がつらいのはわかっていると伝え、何があれば助かるか聞いてみましょう。
- 時間を一緒に決める:アラームが鳴る時間、起きていなければいけない時間、夜にスマホを置く時間。
- アラームは本人がセットし、親はバックアップ役だけ。親からの2回目の声かけは5回ではなく1回、と決めます。
- 小さな結果は本人に引き受けさせる。バスに乗り遅れたら、決めたとおり歩いて行くか、おこづかいから交通費を払います。
- 2週間後に振り返って調整しましょう。うまくいった朝はしっかりほめます。
特に最初の数週間は、うまくいかない日もあります。でも子どもが自分の朝を自分で管理することに慣れるにつれて、そういう日は減っていくものです。
親が先に仕事に出るときの起こし方
早朝からの仕事、出張、共同親権などで、朝7時に部屋をノックできない親は少なくありません。電話をかけてもあまり効きません。中高生は夜スマホをマナーモードやおやすみモードにしていて、着信は無視しやすいからです。方法は次のとおり:
- 2回続けてかける。iPhoneでは、おやすみモードや集中モードで「繰り返しの着信を許可」がオンなら、3分以内の2回目の着信は鳴ります。
- 緊急時は鳴らす。子どものiPhoneで親の連絡先にこの設定をオンにしておけば、マナーモードでも電話が鳴ります。事前の設定が必要です。
- 子どものスマホにアラームを送る。PingPalなら、自分のスマホから子どものスマホにアラームをセットできます。iPhoneとAndroidの間でも使えます。選んだ時間に、マナーモードでも、写真や自分の声、曲付きで鳴ります。起きたら証拠に自撮りや短い動画が届くので、電話しなくても起きたことがわかります。
しくみがよくわからない場合は、相手のスマホにアラームを送る方法のガイドをご覧ください。
中高生に合うアラーム
どれが効くかは、子どもの寝坊のタイプによって変わります:
- 起きないままアラームを止めてしまう:部屋の反対側に置くか、止める前に課題(写真やパズル)が必要なアラームを使いましょう。
- どんな音でも眠り続ける:音をこまめに変え、光も加えましょう。毎日聞く電子音より、聞き慣れた声のほうが届きます。
- 一度起きてまた寝てしまう:10分後に2つ目のアラームをかけるか、証拠を送らせる起床チェックを。
- 親が家にいれば起きるが、いないと起きない:自分のスマホからセットできるバックアップのアラーム。
選択肢は眠りが深い人向け目覚ましアプリおすすめ5選で詳しく比較しています。
やってはいけないこと
- 親がスヌーズボタンにならない。5分おきに起こすと、最後の声かけを待つ癖がつきます。
- 怒鳴って1日を始めない。反発を招くだけで、次の朝も同じことのくり返しになります。
- 水をかけたり、ベッドから引きずり出したりしない。一度は効いても、信頼を損ないます。
- 週末の長い寝だめをさせない。少し長く寝るのは問題ありませんが、昼まで寝ると月曜がつらくなります。
医師に相談すべきとき
知っておきたいこと
中高生が起きにくいのはよくあることです。でも十分寝たのにとても疲れている、授業中に寝てしまう、いびきが大きい、元気がなく引きこもりがち、毎晩何時間も寝つけない、といった場合は医師に相談してください。睡眠の問題や気分の問題が隠れていることがあり、治療できます。
このガイドは目覚めに関する日常的なヒントであり、医学的なアドバイスではありません。
よくある質問
けんかせずに中高生を起こすには?
落ち着いたときにプランを決め、アラームは本人にセットさせ、親はバックアップ役に徹しましょう。10分前に1回目の声かけ、体を起こして返事をさせる2回目の声かけ、の2回だけ。親が起こす回数が減れば、けんかも減ります。
中高生はなぜこんなに起きにくいの?
思春期は体内時計が後ろにずれるため、寝つくのが遅くなるのに、8〜10時間の睡眠が必要です。始業が早いとほとんどの子が睡眠不足になり、起きるのがつらくなります。寝床でのスマホや週末の長い寝だめは、さらに悪化させます。
中高生は学校の日に何時に起きるべき?
寝る時間から逆算しましょう。夜11時に寝る子なら、8〜10時間眠るには朝7〜9時ごろまで寝る必要があります。始業がもっと早いなら、寝る時間とスマホを置く時間を少しずつ早め、週末も平日に近い時間に起きるようにしましょう。
子どもを起こすのはやめるべき?
少しずつ役目を引き渡すとうまくいく、という親は多いです。子どもが自分でアラームをセットし、親はバックアップ役。遅刻したらどうするかを決めて、それを守りましょう。年齢が低いうちは、年上の子より多めの手助けが必要なこともあります。
家にいないときに子どもを起こすには?
スマホがマナーモードなので、ふつうの電話やメッセージでは鳴らないことがよくあります。iPhoneの繰り返しの着信や「緊急時は鳴らす」を使うか、PingPalのように自分のスマホから相手のスマホにアラームをセットでき、マナーモードでも鳴り、起きた証拠に自撮りを送ってもらえるアプリを使いましょう。